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![]() このような漁場環境を背景に大中型まき網漁業(大臣許可)をはじめ,中型まき網漁業や刺し網漁業等の知事許可漁業,定置網漁業等の免許漁業の他に,一本釣りや延縄漁業も営まれています。海水温は冬季が13℃以上であり,夏季が28℃以下で緩やかな季節的変化がみられます。 |
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福江島周辺海域はクエの好漁場でしたが,近年では漁獲サイズが小型化し,漁獲量が減少していることから,漁業者からはクエの栽培漁業による資源回復に期待が高まっており,五島栽培漁業センターでは定着性魚類の栽培漁業技術として,クエの種苗生産と放流の技術開発に取り組んでいます。 また,ブリについて親魚からの安定的な早期採卵の技術,種苗生産における形態異常の防除等健苗生産の技術,および養殖用種苗として高成長,耐病性などの特性を持った人工種苗を生産するための育種技術の開発を行っています。 |
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沿革と研究開発の歴史 |
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五島栽培漁業センターは昭和56年に(社)日本栽培漁業協会五島事業場として開所し,平成15年10月の水産総合研究センターとの統合により,五島栽培漁業センターとして業務を実施しています。西日本,および九州西岸域を中心に,東シナ海における重要魚介類である高度回遊性漁業資源のブリ,ヒラマサ,およびシマアジをはじめ,地域型漁業資源であるクエ,イサキ,アオリイカを対象として,栽培漁業に関する技術開発を実施してきました。 また,種苗生産過程での疾病に対する防除技術や回遊性魚類の飼付け型栽培漁業技術の開発にも取り組んできました。近年では,クエ種苗生産初期における生物餌料の給餌技術を向上させるとともに,水槽内の水流の制御をきめ細かく行うことなどにより,10万尾規模の種苗生産を可能にする技術を開発しました。平成12年度以降は,天然モジャコ資源の保護と養殖種苗の安定供給に貢献するため,ブリの人工種苗生産技術,特に,早期採卵と早期種苗生産技術の開発に取り組んでいます。 また,養殖に適したブリの品種として耐病性や高成長といった優良経済形質を持つ家系を作出するため,DNAマーカーと遺伝子連鎖地図を作成し,これらを用いた量的形質遺伝子座(QTL)解析によって効率的に育種を行うための研究開発に取り組んでいます。 |
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施設・設備の概要 |
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昭和56年の開所時には,親魚棟内に特別に設計されたドーナツ型の親魚回遊水槽(22m×20m×水深2.0m,実容量400トン)が整備され,ブリなどの高度回遊魚を水槽内で自然産卵させる実験が行われました。この施設での経験を生かし,親魚棟にはその進化型として平成17年度に人工照明により高度に日長を制御するとともに水温を制御して安定的に早期採卵を行うための親魚水槽(90トン)4面が整備されました。 これらの他に,平成3年度にはウイルス性疾病の防除技術を開発するための環境清浄化システムが,また平成6年度には 同施設内感染実験室からの排水を殺菌処理するための廃水処理棟が整備されました。また,平成12年度は取水設備の更新を行い,十分量の飼育用水が確保(取水能力240トン/時)できるようになりました。 |
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研究課題の全体計画と平成22年度計画 |
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全栽培漁業センターの研究課題一覧→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.ブリ親魚の選抜育種と採卵技術の開発(ブリ) (予算:交付金一般研究) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2.放流に適した健全種苗の評価手法と育成技術の開発(クエ) (予算:交付金一般研究) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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3.表現型解析技術と遺伝子連鎖解析技術の高度化による優良系統の開発 ブリ連鎖地図の作製及びブリの選抜育種に有効なDNAマーカーの探索 (予算:交付金プロジェクト研究) |
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会議(五島栽培漁業センターが事務局のもの) |
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研究開発成果(平成18年度〜21年度) |
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査読論文 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雑誌等 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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栽培漁業センターホームページ トピックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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