独立行政法人 水産総合研究センター 栽培漁業センター
放流情報
2009年7月6〜8日 ガザミ放流
 玉野栽培漁業センターでは昨年に引き続き、稚ガニの遊泳脚指節(甲の一番下に位置する脚の先端部)にハサミで切れ込みを入れて標識とし、2008年7月6〜8日に広島県福山市田尻地先の人工干潟へ放流しました。本年度は平均全甲幅35.2mmのガザミ標識(右側遊泳脚指節への切れ込み)種苗15,400尾(3日間通算)を放流しました。
 これまでの調査で、商品サイズ(全甲幅13cm以上)として水揚げされるガザミの一部に標識痕のある個体を確認しています。このため、標識により放流ガザミが確認できるようになったことから、漁協での水揚げ個体の調査を継続し、放流効果を明らかにしていきます。
放流に関するお問い合わせ先:玉野栽培漁業センター
放流日 2009年7月6〜8日
場 所 :広島県福山市田尻地先 水深0〜1m
魚 種 :ガザミ
尾 数 :1.5万尾(3日間の合計)
サイズ :全長35.2mm
標識の種類 :指節切れ込み(右遊泳脚指節)
放流試験の目的 :放流効果の調査

            標識装着作業                          稚ガニ放流中
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