1月9日、臨港パークの岸壁を散歩していると、ボラの大群に出くわした。
昨年末から、人工入江にボラの幼魚が群れていたが、
それとは違い、見渡す限り30〜40cmのボラという一種壮大な光景であった。
口を開けて数十尾ずつ同じ方向に泳ぎ、
しばらくしてスッと沈んですぐに浮かび、同じように泳ぐ。
あっちこっちで跳ねる。
これは絵になると思い、
翌日にデジカメを借りて勇躍向かったが、何もいない。
新港パークに行ったが空振り、
赤レンガパークでようやく小さな群れを見つけ撮影したが、
さざ波しか写っていない。(地名はコラムNo.5「横浜散歩」を参照のこと。)
後で月齢を調べると、1月8日の21時が新月という。
1月の新月に横浜港にボラが寄る。
第4種共同漁業のボラ寄魚漁業ができるのでは。
ネットで調べてみると、
城ヶ崎に昔の紀州藩のボラ納屋にちなんだ料理屋があるらしい。
今年は温暖化を示す事象がよく話題になっている。
横浜散歩も昨年とは大分違うような気がする。
記録していないので何とも心許ないが、
NPOのワカメ筏には少し見えるが、昨年あった所にワカメが見えない。
臨港パークはアオサが繁茂しているが、
新港パークは何もない。
最近見ないが、ムラサキイガイがぎっしり着くのは何時だっけ。
今年はカワウが汽車道でなく、臨港や新港で潜水しているのをよく見る。
こういった事象を几帳面に記録しておくと
生物カレンダーができて、変化も把握できるかもしれない。
昨年末、臨港パークでカモの群れが潜水を繰り返していた。
1回、浮上したカモのクチバシに
アオサらしき海藻がくわえられているのを見ることができた。
岸壁のすぐ側で潜水しているので、
どういう風に潜っているのか見ようと近づくと、
沖の方で浮上する。そっと近づいても、水中で沖に逃げている。
足音を聞いて危険を察知しているようだ。えらい。
翌週、大岡川に行ったら、小さいワカメらしいものは見えるが、
これが1ヶ月もすると昨年のようになるとは思えない。
個室浴場街の裏あたりで、
ちょっとした窪みにスズキ6〜7尾とエイ1尾が仲良く日向ぼっこ?していたが、
その一カ所にしか魚が見えなかった。
浴場の湯が漏れているという訳はないよね。
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