給餌が終わると、次の日に給餌をするため水槽を洗浄してアルテミアの乾燥卵と海水を入れます。アルテミアの卵は海水に入れて半日から一日ぐらいでふ化します。これをやらないと次の日からの給餌ができなくなってしまいます。 その他、作業に使った道具の洗浄を行ってだいたい8時ぐらいになり、朝食休憩、朝の体操(写真4)、職員の方たちとのミーティングを経て、9時から作業を再開します。まず、照度と水温を測定します。水槽にはシートをかぶせて外光を約30%だけ採り入れているそうですが、照度が急激に変化して稚魚に悪影響を及ぼしたことが以前にあったそうです。
研修期間中は慣れない作業のために疲れがたまり、大体午後9時には 就寝し、午前4時に起床し、5時前から作業開始というとても健康的な(?)生活を送りました。現場の皆さんの大変さとパワーを身をもって体感しました。この経験を生かし、私は現場の方々の作業がやりやすい施設を作れるようにしたいです。