独立行政法人 水産総合研究センター 栽培漁業センター
NEWS 栽培漁業センター
2010年10月16日 「ふるさと海づくり大会」に参加しました 宮津栽培漁業センター 2010.10.22掲載

2010年10月16日、「第10回ふるさと海づくり大会」が
京都府与謝郡伊根町蒲入(かまにゅう)本庄漁港で開催されました。

「ふるさと海づくり大会」は平成12年に京都府で開催された
「第20回全国豊かな海づくり大会」を引き継ぎ、
海の環境を守ることの大切さや豊かな丹後地域の特色を広く知ってもらうために、
平成13年から毎年(平成16年は天候不良で中止)行われています。

宮津栽培漁業センターは、水研センターで取り組んでいる研究活動を紹介するため、
このイベントには毎年参加しており、今年はアカアマダイの栽培漁業をPRしました。
宮津栽培漁業センターPRコーナーのアカアマダイの透明標本を見て
「どうやってつくるの?」
宮津栽培漁業センターのPRコーナーには、満1歳のアカアマダイの水槽展示や
先日満2歳で再捕されたばかりのアカアマダイなどを展示しました。
また、見学に来られた方々や日頃市場調査の際にお世話になっている漁協職員の方々に、
現在研究を進めているアカアマダイの種苗生産の方法や標識・放流方法などについてパネルを使って説明しました。
皆さんに熱心に聞いていただき、また、資料として用意した「おさかな瓦版」も大変好評でした。

今年の大会はイカ釣りや網づくりなど体験コーナーが豊富で、多くの親子連れが参加していました。
また、稚魚の放流や釣り体験、漁船クルージングなど、海の魅力を満喫できる催しや、
地元芸能の蒲入の「太刀振り(たちふり)」の演舞、婦人会の皆さんのご協力でニギスのつみれ汁がふるまわれるなど
楽しい催しが盛りだくさんでした。

(宮津栽培漁業センター 町田雅春)

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