独立行政法人 水産総合研究センター 栽培漁業センター
放流情報
2009年8月4日、9月2日 トラフグ放流
能登島栽培漁業センターで飼育したトラフグを放流しました。
能登島栽培漁業センターは石川県と連携協力して、七尾湾でのトラフグの栽培漁業をすすめるために天然トラフグ稚魚の生態調査、種苗生産及び標識放流調査、標本船調査、市場調査を行っています。
本年度は稚魚の放流後の移動を調べるために標識を装着して放流します。
8月4日は能登島通地先で全長60mmの稚魚4万尾を放流し、9月2日は能登島地先及び輪島港で全長100mmの稚魚2万尾を放流しました。
 放流作業には
 石川県、七尾市、石川県漁協、漁業者のみなさんにご参加いただきました
■2009年8月4日放流
場 所 :石川県七尾市能登島通地先 水深4m
魚 種 :トラフグ
尾 数 :4万尾
サイズ :全長60mm
標識の種類 尾鰭切除
放流試験の目的 :放流後の稚魚の移動を調査する
対応者等 能登島栽培漁業センター 場長 榮 健次
尾鰭切除標識装着作業には
石川県、七尾市、能登島フグ漁業者のみなさんにご協力いただきました
■2009年9月2日放流
場 所 :石川県七尾市能登島通漁港及び輪島市輪島港光浦漁港 水深2m
魚 種 :トラフグ
尾 数 :2万尾
サイズ :全長100mm
標識の種類 :スパゲティータグ*
放流試験の目的 :放流後の稚魚の移動を調査する
対応者等 能登島栽培漁業センター 場長 榮 健次
スパゲティータグを装着した稚魚

*スパゲティータグ:外から確認するのが簡単で、放流魚であることが誰にでもわかりますが、
海中の岩や海藻に引っかかって抜けてしまうことがあります。
 
←前の情報へ | 放流情報一覧にもどる  | 次の情報へ→
→放流情報トップページへ戻る