独立行政法人 水産総合研究センター 栽培漁業センター
さいばいコラム
No.50 小さくても大活躍! 栽培漁業センターのキャンペーンフィッシュ
2009.03.09
本部栽培管理課 藍原 章子
ご存じでしたか?
栽培漁業センターで育てられたお魚たちは、海に放流されるだけではなく
ときどき、いろいろなところにおじゃましています。

たとえば、先日パシフィコ横浜で行われた
「国際フィッシングショー2009」(2009年2月13〜15日)では、
水産庁、(社)全国豊かな海づくり推進協会、水産総合研究センターの
合同ブースに設置された水槽に、
宮津栽培漁業センターからやってきたアカアマダイの稚魚、
五島栽培漁業センターからやってきたクエの稚魚、
宮古栽培漁業センターからやってきたクロソイとシロメバルの稚魚、
屋島栽培漁業センターからやってきたマダイの稚魚が展示されました。

フィッシングショーの展示は釣り具などの製品紹介が多く、
生き物を展示しているブースはほんのわずかだったため、
かわいい稚魚たちは大人気。
水槽前には絶えず人だかりができ、注目度はバツグン。
おかげさまでブースは盛況。
釣り人のみなさんも、釣りの対象となる成魚の姿はよく知っていても
稚魚の状態を見る機会はなかなかありません。
みなさん興味を持って見ていただき、
稚魚たちは小さいながらも「栽培漁業」をアピールすべく
広報担当として大いに活躍してくれました。

その他にも、栽培漁業センターの稚魚たちは、実はいろいろなところへ出張しています。
昨年は、栽培漁業センターNEWSでもお知らせした横浜・八景島シーパラダイス(現在も展示中)をはじめ、
男鹿水族館GAO(秋田県)、名古屋港水族館、大阪・海遊館、丹後魚っ知館内水族館(京都府)、
島根県立宍道湖自然館ゴビウス、鹿児島県立博物館などで、その愛らしい姿を披露しました。
いろいろな魚を展示している水族館でも、育てるのが難しいため、
稚魚を展示しているところはあまりありません。
そのため、栽培漁業センターの稚魚を展示に使わせてほしいという
水族館からのお願いはよくあることなのです。

また、稚魚たちは昨年3月にNHKで行われた「ふるさとの食 にっぽんの食」や
9月に新潟県で行われた「全国豊かな海づくり大会」といったビッグイベントにも呼ばれました。
このような大きなイベントはテレビ中継されるため、ときにはテレビ出演まで果たすこともあります。
どこへ行ってもお客さんの注目を集める稚魚たちは,優秀なキャンペーンフィッシュです。

今年も栽培漁業センターの小さな広報担当たちは
どこかの水槽で、きっとみなさんにお会いすることでしょう。
かわいい姿をどうぞ見てやってくださいね。
 イベント等で展示された種苗(2008年〜)
展 示 種 苗 提供元
男鹿水族館GAO アカアマダイ 宮津栽培漁業センター
ニシン 宮古栽培漁業センター
横浜・八景島シーパラダイス アクアミュージアム イセエビ 南伊豆栽培漁業センター
ズワイガニ 小浜栽培漁業センター
オニオコゼ 伯方島栽培技術開発センター
ニシン 厚岸栽培技術開発センター
名古屋港水族館 アカアマダイ 宮津栽培漁業センター
大阪・海遊館 ニシン 宮古栽培漁業センター
丹後魚っ知館内水族館 アカアマダイ 宮津栽培漁業センター
島根県立宍道湖自然館ゴビウス ズワイガニ 小浜栽培漁業センター
鹿児島県立博物館 ウナギのレプトケファルス幼生 志布志栽培漁業センター
NHKイベント
ふるさとの食 にっぽんの食
マツカワ 厚岸栽培技術開発センター
ズワイガニ 小浜栽培漁業センター
アカアマダイ 宮津栽培漁業センター
第28回全国豊かな海づくり大会
(にいがた大会)
イセエビ 南伊豆栽培漁業センター
ズワイガニ 小浜栽培漁業センター
キジハタ 玉野栽培漁業センター
ウナギ 志布志栽培漁業センター
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