独立行政法人 水産総合研究センター 栽培漁業センター
NEWS 栽培漁業センター
2010年3月2日 アカアマダイ分科会が開催されました
宮津栽培漁業センター 2010.3.5掲載
2010年3月2日、平成21年度栽培漁業ブロック会議(日本海北・西ブロック会議)「アカアマダイ分科会」が石川県輪島市の石川県漁業協同組合輪島支所(以下輪島支所)で開催されました。

分科会にはアカアマダイの栽培漁業技術開発に取り組んでいる京都府、石川県、島根県、山口県、長崎県、宮崎県の6府県10機関からの26名に加え、開催地である輪島支所所属の漁業者の皆さんが参加しました。
写真1 激熱!アカアマダイ分科会
アカアマダイは、若狭湾では単価が5,000円/kgを超える高級魚です。
山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県における漁獲量は20年前には1万トン以上あったものが、
この10年、80〜100トンという低い状態が続いています。
近年、アカアマダイの種苗生産では、VNN(ウイルス性神経壊死症)予防対策が功を奏し、
以前に比べて安定的に生産できるようになってきました。
しかし、解決しなければならない課題もまだ多く、
また、アカアマダイの生態解明や放流技術に係わる研究開発は取り組み始めたばかりです。

熱い議論の後は、輪島支所の皆さんがアカアマダイの中間育成を行っている水槽(写真2)や市場の見学がありました。
漁獲されたアカアマダイが地元市場でどのように水揚げされるか尋ねたところ、
輪島では「輪島自慢のブランド魚:アマダイ」として、機械による厳密な体重選別を行い(写真3)、
公平公正に選別を行っているとのことでした。

アカアマダイ分科会は宮津栽培漁業センターが事務局として開催しています。
アカアマダイ栽培漁業に興味のある機関は、宮津栽培漁業センターまでご連絡ください。


写真2 大切に育てられているアカアマダイの稚魚達     写真3 スグレモノ!アカアマダイ選別器(写真手前)


(本部栽培管理課 清水智仁)
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