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2009年6月3日、鹿児島県瀬戸内町立伊子茂中学校の生徒と先生合わせて6名が奄美栽培漁業センターへ職場訪問学習に訪れました。 生徒のみなさんの “マグロを見たい!” “自分たちの住んでいる加計呂麻島で奄美栽培漁業センターがどのようなことをしているのか知りたい!”という声から実現した、職場体験を兼ねた訪問学習です。 みなさんは毎回恒例となっている400kgの巨大マグロへの餌やりを体験し、その後は、陸上の種苗生産施設に向かい、塩澤場長の説明を聞きながら2階の観察室から飼育現場を見学しました。 |
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仕切網の給餌筏でマグロへの餌やりを体験 | |||||
「年間、何ひき出荷をしていますか?」 「どのくらいの値段で売れるんですか?」 よく聞かれる質問ですが、 栽培漁業センターでは売るための魚を育てる「養殖」をしているのではなく、 マグロの増養殖に関する研究をしていることを説明しました。 そのあとには、 「餌はどのくらい食べるのですか?」 「卵から育てるとどのくらい生き残るのですか?」 「マイクロチップ(個体識別用のICタグ)はどのように埋め込むのですか?」 など、マグロの飼育に関するたくさんの質問もいただき、 当センターの業務にも興味を持っていただけたようです。 |
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昨年完成した種苗生産棟を見学(観察室) | |||||
さらに、 「マグロは止まったら死ぬというのは本当ですか?」 ・・・やっぱり気になりますよね。 ちなみに、マグロはエラを自ら動かして(キンギョのように)呼吸することができず、 泳ぐことで新鮮な海水を口からエラへ送り、呼吸をしています。 ですから、マグロは生きるためには泳ぎ続けなければいけないのです。 |
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(奄美栽培漁業センター 樋口健太郎) | |||||
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