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| 水産総合研究センターでは,専門的な知識や開発した技術を都道府県栽培漁業センター等の担当者に習得していただくために,様々な技術研修を実施しています。ここでは,小浜栽培漁業センターで行った,ヒラメのネオヘテロボツリウム症の技術研修についてご紹介します。 |
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| はじめに | |||||||||||
日本海西部沿岸では,1990年代の中頃より漁獲されたヒラメ天然魚に,鰓が顕著に褪色し貧血症状を示す個体が見られるようになりました。その後,同様の症状を示すヒラメがほぼ全国の海域でも出現するようになり,大きな問題となりました。当初は,天然海域における疾病と考えられていましたが,養殖魚や種苗生産場の養成親魚にも発生し死亡する例も見られたことから,ヒラメの種苗放流事業に大きな支障が出ることが危惧されました。 |
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技術研修の概要 |
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研修者の感想
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以下に研修参加者の感想文の一部を抜粋し,掲載させていただきました。 ・ 現場では行えないHt値,Hb濃度の測定等行うことができ,貴重な経験となった。 ・ 現場での観察,対処の仕方,標本の固定等の技術が習得でき,勉強できて非常に良かった。 ・ 今後は,現場でネオヘテロボツリウム症が発生しても,研修を受けたおかげで慌てず,冷静に対処ができる。 ・ 実際の親魚管理と併せた研修ができれば良かった。 ・ 魚のサイズによって防除方法に違いがある。親魚管理面での応用が県レベルで必要としている技術である。 |
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おわりに |
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今回の研修では,生産したヒラメ種苗にネオヘテロボツリウム症が発生した場合の診断法や治療法を中心としたため,実習に使用したヒラメが全長10〜15cmと小さく,県の種苗生産現場における親魚管理へ応用するというニーズには十分に対応できなかった部分がありました。一方,濃塩水浴による寄生虫の駆虫実習では,口腔壁に寄生した成熟虫の表面が溶解して死亡する様子に皆さん感心されていました。 小浜栽培漁業センターでの本研修は初めてですが,今回の反省点をふまえてより実りのある研修にしていきたいと考えています。 |
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